今日からストリートに、我らが秘密兵器「TV Man」が投入されました。
かつて、sunday play #1.5「不眠症の不眠症による不眠症のためのコント教室」で登場し、私のプロデュース公演『mute』の時もゲスト出演したTV Man。
マニアックな方なら、「あれ?色が違う?」って気付く方もいるかもしれません。
そう、今エディンバラに来ている彼は、2代目なのです。
初代と2代目の最大の違い。それはワイヤレス化に成功したことです。
バッテリーで駆動し、映像をワイヤレスで飛ばして受信しているので、ケーブルの引き回しや電源を気にせず、劇場の外へ飛び出していけるのです。
画面にはDVDやMacなどから好きな映像を送り込むことが可能で、TV Manをかぶっていながら、画面にはかぶってる本人の顔をわざわざ写したり、このハイ・テクノロジーを駆使して、アホなことにのみ使う発想は外国人に大ウケです。
ひとたびTV Ma nがストリートに現れると、次から次へとカメラがこちらに向けられます。
不思議なことに、こちらは一言もアナウンスしてないのに、TV Manを初めて見た外国人が
「Oh!TV Man!」と言うのです。どうやらそういうもんみたいですね。
特に子どもには大人気で、今スコットランドではミッキーよりもナウい可能性があります。
中には他のパフォーマーが寄ってきて、「これは一体どういう仕組みなんだ?」って聞いてくるのですが、「これは進化した忍術の一種だから、君らにはできないよ」って答えてます。
日本には未だに忍者がいると思っていて、普通に「そっか・・・」って受け入れられるから困ります。
ちなみに今日BBCが取材しに来ましたよ。
BBCといっても琵琶湖放送じゃなくて、もちろんThe British Broadcasting Corporationの方ね。
1936年に世界で初めてテレビ放送を行った由緒正しき、日本でいうNHK的な放送局(ちなみに、すでに1998年に世界初のデジタル放送を開始している)。
まあ、実際にBBC? GJ|Aw$5$l$?$j$9$k$+$I$&$+$O$o$+$j$^$;$s$,!"?
BBCが食いついてきたことだけでも、なんだか嬉しいです。